東西の味

中国料理は、大きく東西南北にわかれ、北は黄河地域の北京料理、南は南部沿海地域の広東料理がその代表となります。では、東西についてはどのような特徴があるのでしょうか? それぞれの特徴があって面白いです。

●東部・・・長江下流地方
上海料理がその代表です。上海は、海や川、それに湖が近いことから魚介類をふんだんに使った料理が多いのが特徴です。またこの地域は、しょうゆの産地でもあることから、しょうゆを使った味付けとなります。
名物の「上海蟹」は、それを食べるために上海旅行に訪れる人もいるといわれるほど! 当地では、蒸して食べます。そのときに用いるのが、酢じょうゆです。

●西部・・・長江上流地方
「辛い」ことで有名な「四川料理」がこの地域の代表です。四川省は、山に囲まれた盆地です。日本の山梨県のようなイメージ?そのため、本来は魚介を素材に用いた料理はありません。
もっぱら野菜と肉、淡水魚が中心となります。辛いこと、そして味付けが全般に濃厚です。盆地という、夏は暑く、冬は寒いという気候条件から、辛い濃厚な豆板醤の味が生まれたのかもしれません。
名物は? 麻婆豆腐や回鍋肉です。

中国全体からすると、上海などの都会のレストランは価格が結構高めに設定されています。中国旅行を、おいしいものを食べながらも格安にあげるコツは田舎では豪勢にコース料理を食べ、都会では質素に? 麺類を、ということになります。でも、この麺類も結構おいしいのです!

全般に「南は薄味で、北は塩辛く、東は酸っぱく、そして西は辛い」と言われています。

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