日本では大みそか、大掃除も何とか済ませ? お正月用のおもちをつき、おせち料理を作って、ああ、もう紅白だ〜と言いながら、年越し蕎麦を食べていつのまにやら年が明ける、というのが、典型的なパターンではないでしょうか?
日本のお正月は、日ごろ、遠くに行っている家族も一堂に会して新しい年を祝います。
中国でも同様ですが、それはお正月「1月1日」ではなく、むしろ春節「旧暦元旦」の光景に似ています。中国では、旧正月前の大みそかは、家じゅうで恒例の「餃子つくり」となります。
大みそか、つまり、新年と旧年が「交わる」ときに餃子を食べるのは、「交」という字の発音が、「ヂァオ」で、それが「餃子」の「餃」の発音「ヂァオ」と重なるからです。
中国では、餃子はとても縁起の良い食べ物なのです。
もう一つ、春節のお料理には、年々の向上を祝して「中華餅」が食べられます。そして、甘く幸せな生活を期待して、「飴」を食べます。
また中国で「裕福」を「余(ユイ)」といい、同音の「魚(ユイ)」を、「めでたい」を意味する「吉(ジー)」と同音ということで「鶏(ジー)」を食べる習慣もあります。
中国の人たちにとって、新年を、新しい春を祝うこの春節は非常に大切な祝日なのです。
中国では、12月に冬至を迎えると本格的な寒さがおとずれます。上海は、比較的温暖な気候なため、上海旅行・観光に訪れた方々は、寒さということによってはあまり強い衝撃を受けないかもしれませんが、広い中国のなかには非常に寒い冬を越えないと、春を迎えられない地域が多いのです。
それゆえに春を待ち望み、新しい春を祝う気持ちはとても強いではないでしょうか?